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  • 上兼栗 つむぎ

心の健康

 自粛生活で夫婦の関係が悪化したという話を耳にします。

 子どものいる生活の中では夫婦喧嘩も自由には出来ず、言いたいことを飲み込んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 夫婦の問題に限らず、心に重石が乗ったような時は子どもと接する時も上の空になったり、もっと違った人生があったんじゃないかなどという妄想にふけったり、突然涙が溢れてきてしまう方もいらっしゃるかもしれません。悩みが深い方ほどどんな気晴らしも役には立ちません。

 ひとしきり悩んだ後、自力で底を蹴って浮上する力を持った人がいます。自分で自分を大切にすることを知っている人です。そういう人は自分が少しでも楽になれるように、少しでも快適に生活できるように、自分の行動や環境を変えようとし始めます。

 しかし一方で、健康や生命が脅かされるほど悩みに憑りつかれてしまう方もいらっしゃいます。まるで自分で自分をいじめるように、繰り返し悪いイメージを想起したりします。そんな時は迷わずプロのカウンセラーに相談しましょう。心の疾病はコロナに劣らず恐ろしいものです。早期の治療が有効です。

 そして、わが子が自分で自分を大切にできる大人に成長するために、「あなたはかけがえのない存在だよ」というメッセージを贈りましょう。それができない時も、子どもに「わたし、どうでもよい子だ」と思わせるような言動は慎みましょう。辛い時は周りの人に助けを求めてくださいね。

 


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