上兼栗 つむぎ2020年6月16日2 分一貫性はもろ刃の刃昭和の時代の話ですが、旧ソ連の教育家で有名なニキーチン夫妻をご存知ですか。 共働きをしながら夫婦で協力して、家庭で7人の子どもを育てた経験から、独自の教育法を世界に向けて紹介した方です。お母さんはレーナさん、お父さんはボリスさんとおっしゃいます。...
上兼栗 つむぎ2020年6月5日2 分教育の格差34歳で通信制大学の教育学部で学び始めた私は、講義の中で「教育の格差問題」の重大さに気付きました。 その時私はひとり親として三人の子どもを育てていました。自然、経済的には教科書に出てくる貧困家庭そのものでありました。 苦しい中でなぜ大学に入学したのかはまた別の時にお話しする...
上兼栗 つむぎ2020年5月27日2 分イヤイヤ言う子子どもが何かに躊躇して泣いているとき、「嫌なんだね」とかいう言葉を掛けたことは誰にでもある経験ではないでしょうか。子どもの気持ちに寄り添った言葉かけで一見よさそうに思えます。 昔保育の現場で先輩が若い先生にこのように諭しているのを聞いてなるほどと思いました。「泣いていること...
上兼栗 つむぎ2020年5月20日2 分子育ての哲学私の子どもは自由教育の幼稚園に通いました。もっともそのころの私は保育や教育の知識は全くなく、その園の理念なども分からないままに通園が始まりました。 息子が年中さんになる前、彼はいくつもの幼稚園に見学に連れて行かれました。と言うのは、息子はどの園でも体験では楽しそうに過ごして...